「ストーリーを感じ取れるもの」 日本遺産の昇仙峡を知る周遊コース メディア向け体験会
山梨県甲府市の昇仙峡一帯の歴史を知る周遊コースが設けられ、22日にメディア向けの体験会が行われました。 【写真を見る】「ストーリーを感じ取れるもの」 日本遺産の昇仙峡を知る周遊コース メディア向け体験会 西垣友香キャスター: 「昇仙峡の見所のひとつ、板敷渓谷です。目の前に見えるのは、水晶が溶けた水が流れ出たという言い伝えが残っているという神秘の滝です」 昇仙峡は4年前に「日本遺産」に認定され、湯村温泉旅館の組合や旅行代理店などで新会社をつくり、幅広いPRに乗り出しています。 その一環として昇仙峡の歴史や言い伝えを知ることができる4つの観光コースを設けました。 このうち22日は「甲州伝統の水晶文化体験」がメディアに公開され、水晶の研磨技術が伝えられたと言われる金櫻神社や昇仙峡の渓谷美を広めたとされる長田円右衛門の足跡を辿る伝承館を巡りました。 日本観光振興協会 内田昭和さん: 「歩いていく道の中で、テーマに沿って歩いていくと昇仙峡の日本遺産を感じる、ストーリーを感じ取れるものを作っています。多くの方がこの昇仙峡に来ていただければ」 コースの詳細は来年2月に専用のホームページで公開され、バスの運賃の割引や飲食店などで使えるクーポンなどの配布も検討されているということです。
テレビ山梨