海上自衛隊員は「寝相がツタンカーメン並みに良い」元海自芸人 雷ジャクソン・高本が“あるある”語る
お笑いコンビ・雷ジャクソンの高本剛志(たかもと・たけし)が、元海上自衛隊芸人としてラジオ番組に出演。自衛官時代を振り返ったほか、“海自あるある”を披露するなど、さまざまなトークを繰り広げた。 【関連】陸上自衛隊演習場内で“農業”続ける唯一の家族 敷地への出入りも自由 なぜ? 高本は、大分県出身。海上自衛隊には高校卒業後から2年ほど所属しており、当時は護衛艦に乗艦していた。その後、お笑いの道へと進み、2013年の「R-1グランプリ」で決勝に進出した際には“海上自衛隊ネタ”を披露し話題を集めた。 護衛艦の乗組員として従事していたころからお笑いが好きで、視聴者投稿がある人気番組にハガキを送っていた高本。当時については、「護衛艦から送っていたので、住所だけはインパクトがあったと思うんです。採用は1度もされませんでしたが」と振り返った。 海自を辞めたいまも、軍事全般、自衛隊イベント巡りが趣味・特技だという。自身の公式YouTubeチャンネル「護衛艦たかもと」では、艦船巡りをする様子や、海上自衛隊を目指す人に向けた動画などをアップしている。 YouTubeチャンネルは現役の自衛官にも好評だそうで、取材に行くと「YouTube見てますよ」と声をかけられることも多いのだとか。 番組では、海上自衛隊芸人として活動する高本による“海自あるある”が披露されるシーンもみられた。 高本いわく、「海上自衛隊には、“号令の勢いがありすぎて聞き取れない”というあるあるがありまして。たとえば、『軍隊整列』という掛け声は、『たーい!』となりますね」とのこと。より端的、かつ勢いよく号令をかけるという目的から、ニュアンスで聞き取るしかない掛け声になるのだという。 ただし、「総員集合」という号令は「そーいんしゅごっ!」というように「集合」の部分のみ短く発声するそうで、「すべてを短縮するわけではないのがおもしろい、というのがオチ」と解説した。 “海自あるある”ではほかに、自衛官の寝相が良いことも挙げられるという。その理由については、このように説明した。 「1人に与えられるベッドが、非常に狭いんですよ。肩幅とちょうど同じぐらいの幅なので、ちょっとガタイがいい人なんかは腕が収まらなかったりするんです。なので、大体みんなちょっと腕を折りたたんで、ツタンカーメンみたいな感じで寝てます。ミイラみたいな形で寝ないと、腕が収まんないんで」(高本) 高本は、自衛官から見た感想として「ゴジラの上陸に納得がいかない」とコメント。「海上自衛官は、常に日本の海を守ってるわけですよ。四方八方をね。(ゴジラは)レーダーにかかるから、おかしいでしょ」と付け加えたうえで、「ゴジラの上陸に海上自衛隊が気づかず、何のアクションも起こさないことはありえない」と熱弁し、海の防衛目線での不満を語った。 ※ラジオ関西『Clip木曜日』より
ラジオ関西