渡辺雄太は名前なく「大人の事情で出れない可能性」6月下旬に豪州と強化試合 富樫勇樹、河村勇輝、富永啓生ら候補入り
日本バスケットボール協会は3日、6月22、23日に予定されている男子の日本代表VSオーストラリア代表の強化試合(北海きたえーる)に向けた候補選手24人を発表した。 パリ五輪出場権を獲得した昨夏のW杯日本代表選手らが選出された中、今季、NBAグリズリーズで日本人最長6季目を終えた渡辺雄太の名前はなかった。渡辺はこの日、自身のXを更新。強化試合について言及し「すいません大人の事情で北海道での試合はまだ出れない可能性が高いです(原文まま)」と両手を合わせた絵文字をつけ、ポストした。 渡辺は5月の会見時にも、「実はまだ北海道の試合に出れるかどうか、ちょっとNBAの規程上のことで、大人の事情に巻き込まれてまして・・・。出れるか分からないが、個人的には出たいと思ってる。バスケがしたくてウズウズしている」と語っていた。 すでに来季からBリーグ参戦を表明しているものの、現時点では形式上、所属はグリズリーズとなっている。NBAには、選手の代表活動は28日以内というルールがあり、オーストラリアとの強化試合の時点では、このルールに引っかかる可能性がある。 ▽6月強化試合の候補 【PG】富樫勇樹(千葉J)、佐々木隆成(三遠)、テーブス海(A東京)、河村勇輝(横浜BC)、 【SG】比江島慎(宇都宮)、須田侑太郎(名古屋D)、原修太(千葉J)、阿部諒(仙台)、今村佳太(琉球)、西田優大(三河)、富永啓生、 【SF】馬場雄大、吉井裕鷹、金近廉(千葉J)、ジェイコブス晶(ハワイ大)、 【PF】張本天傑(名古屋D)、シェーファーアヴィ幸樹(三河)、井上宗一郎(越谷)、川島悠翔(NBAグローバルアカデミー) 【PF・C】ジョシュ・ホーキンソン(SR渋谷)、 【C】川真田紘也(滋賀)、渡辺飛勇(琉球)、市川真人(静岡)、山之内勇登(ネバダ大)
報知新聞社