指やカカトの先が切れ両足を失った衝撃の理由… 「足のない鳩」が名古屋で大量発生「戦慄の実態」写真
なぜこんな異常事態が?
「これは酷いね。足の指がなくなることはたまにあるんだけど……」 近くのペットショップ「浅井鳥獣店」の店主が言葉を失った。「足のない鳩」が大量発生していると聞きつけて名古屋市中心部にある公園を訪れると、足の指が欠損した鳩、カカトの先がない鳩など、その場にいた15羽のうち、なんと3分の1が足に異常を抱えていた(下写真)。 カカトは腫れ、指は一本だけ…足をなくした鳩たち【写真※閲覧注意】 近くで豆菓子をあげていた女性は、 「今年初めに足のない鳩を見つけてから時々、エサをあげに来ています。指がないから電信柱とか丸い柱にはとまれず、公園内にある施設の長方形の鉄骨にとまっているのが不憫で……」 と溜息をついた。原因は何なのか。 「ご飯粒が原因となっている可能性があります。当該地域で、エサとしてご飯粒を撒いている人がいるそうです。ご飯粒には粘着性があるので、紐状になったビニールや人間の髪の毛が付着する。 これが足首や足指に絡まると、鳩は自分でほどけないので最終的に壊死して千切れてしまう。足がなくなると枝にとまれず、藪の中などをねぐらにするしかない。野良猫に襲われるリスクも高まります」(名古屋市野鳥観察館の小川和彦氏) 過剰な愛情が仇となっているのか――。 『FRIDAY』2023年12月22日号より
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