最新技術が作り出す『イマーシブ(没入)体験』 月面着陸の疑似体験も可能 都内で施設が増加
4月27日から5月6日と、最大10連休となる今年のゴールデンウイーク。大型連休を前に、非日常な体験をリアルに感じることができるエンターテインメント施設を紹介します。 【画像】地下1階に老舗銭湯が開業や“没入体験”も 東京に新たな商業施設が2施設オープン 旅行専門雑誌『じゃらん』の編集部が、2024年注目の旅のトレンドとしてあげたのが、VR体験をはじめとした最新技術を用いて、非日常な体験をリアルに感じることができる『イマーシブ(没入)体験』です。 近年、都内各地にイマーシブ体験の施設が増加し、さらにその内容の幅も広がりを見せています。
■自分自身が物語の登場人物に お台場のテーマパークに新アトラクションが登場
今年3月に東京・お台場に誕生した、イマーシブシアターを中心とする複数のイマーシブ体験ができる、世界初のイマーシブ・テーマパーク『イマーシブ・フォート東京』。これまで『ザ・シャーロック』、『江戸花魁奇譚』、『東京リベンジャーズ イマーシブ・エスケープ』などの人気アトラクションを体験することができましたが、開業から約2か月で新たなアトラクションがオープンすることが発表されました。 新アトラクションの名前は『フォルテヴィータ事件簿』(4月26日~)。約3万平方メートルにおよぶ『イマーシブ・フォート東京』の館内全体を活用して繰り広げられる、エリア最大のイマーシブシアター体験ができるアトラクションです。 館内全体に広がる、刺激あふれるヨーロッパの町『フォルテヴィータ』で、個性豊かな15人の登場人物たちが、同時多発で朝から晩まで巻き起こす大騒動や、ハリウッドばりの衝撃的なシーンが目の前で繰り広げられ、自分自身も登場人物として参加し、完全没入することができます。
■世界で初めて成功した月面への『高精度着陸』を疑似体験
また、東京・銀座にある『METoA Ginza(メトアギンザ)』では、世界初の月面への高精度着陸を成功させた話題の『小型月着陸実証機SLIM』を、VRで体験できる『“月”から見る月面着陸VR体験』が、3月から期間限定で開催されています。 VRゴーグルを装着して、まるでSLIMと一緒に飛行し、月面にピンポイント着陸するまでの様子を味わえます。さらに、月面環境を忠実に再現し、太陽や地球の位置、月の地面の色などリアルな宇宙空間を疑似体験することができます。
さらに、『METoA Ginza』では、プロジェクションマッピングを使った体験型イベント『この物語、あなたはどう読む?マンガ×AI展』も開催されていて、マンガとインタラクティブ映像を融合した新感覚体験を通じて、AIと暮らす未来について考えることができます。