「財布を置き忘れた」80代女性が100万円だまし取られる 息子をかたる男から電話
甲府市の80代の女性が息子をかたる男の電話を信じ、100万円をだまし取られました。 【写真を見る】「財布を置き忘れた」80代女性が100万円だまし取られる 息子をかたる男から電話 警察によりますと19日午前10時ごろ、女性の自宅の固定電話に医者をかたる男から電話があり、「息子さんが喉の膿を取り除く治療を受けている」などと言われました。 その後、息子をかたる電話があり、「病院の公衆電話に財布と携帯電話を置き忘れた。会社のキャッシュカードが入っており、今日中に支払いをしなければならない。いくらか用意できないか」などと言われ、話を信じた女性は100万円を用意することを伝えました。 その後、再び息子をかたる男から電話があり、「治療で病院に戻ることになった。代わりに上司の息子がお金を取りに行く」と言われました。 そして午後1時半ごろ、被害者の自宅に上司の息子をかたる男が訪れ、女性は紙袋に入った100万円を男に手渡しました。 その後、女性は息子の携帯電話に電話したところ、息子本人が出たため詐欺の被害に気が付き、警察に被害届を提出しました。 警察は被害防止のため通話の内容を自動で録音する警告メッセージが流れる「電話詐欺抑止装置」を電話機に取り付けるか、同じような機能が付いた電話機に交換することが重要と詐欺被害に注意を呼びかけています。
テレビ山梨