新年一般参賀の中止を発表 宮内庁
宮内庁は、2日に皇居で予定されていた新年一般参賀について、令和6年能登半島地震の被害等にかんがみ、中止すると発表しました。 宮内庁によりますと、「天皇皇后両陛下は今回の地震による被害の状況に心を痛めておられ、そのようなお気持ちを踏まえて、中止を決定した」ということです。 また、「両陛下は、現地の寒さが厳しい中で、人命の救助や消火活動が一刻も早く進むことを願っておられる」ということです。 今年の新年一般参賀は、4年ぶりに事前の申し込みによる抽選がない形に戻され、天皇皇后両陛下はじめ上皇ご夫妻や皇族方が宮殿のベランダに並び、天皇陛下がお言葉を述べられる予定でした。 一日で合わせて5回行われる予定でしたが、一般参賀の中止は、新型コロナウイルスの感染拡大による2020年(令和2年)の天皇誕生日一般参賀以来となります。