プロ野球ドラフト会議が２４日に行われます。大学生スラッガーや高校生の本格派ピッチャーなど石川県関係６人を紹介します。 金沢市内のグラウンドで気持ちよく打球を飛ばし続けていたのが、金沢学院大学４年の井上幹太選手です。 井上幹太選手「スイングの強さと打球の飛距離は（誰にも）負けないかなと思います」 １年生の時からチームの主砲として活躍してきた井上選手。北陸大学リーグで通算１５本のホームランをマークしてきました。 １８５ｃｍ・９７ｋｇの体格をいかして、面白いように打球を飛ばします。 「プロに行って活躍するっていう強い気持ちだけ持って、ダメだったときのことは考えずに前向きにポジティブに考えてドラフトの日を待ちたいと思います」 熊本県出身の井上選手。鹿児島県・神村学園高校時代もプロ志望届を出しましたが、その時は指名はなく、金沢の地で才能を磨き、今回は満を持して指名を待ちます。 「けっこう大学野球は自由な時間が多くて、練習やれとか言われることは全然ないんですけど、プロに行くという目標が自分にはあったので、そこだけはぶらさずしっかり自分から練習に取り組むことができたのかな」 指導してきた角尾貴宏監督も、規格外のパワーに太鼓判を押します。 角尾貴宏監督「長く監督をしているんですけど出会ったことがないぐらいの飛距離を出せるバッターですね」「ホームランバッターなので１本でも多くホームランを打てるような選手になってもらいたいと思っています」 井上選手「ソフトバンクの柳田選手あの豪快なホームランだったりは、ファンにも魅力がありますし、ああいうような選手になれたらなというのはあります」 このほか、石川県関係で指名を待つのは、輪島市出身・門前高校の塩士暖投手。 本格的にピッチャーを始めたのは高校からですが、抜群の身体能力でストレートの最速は１４０キロを超えます。 チームのエースとしてこの夏の石川大会ではノーヒットノーランを達成するなど本格派のピッチャーとして注目を集めます。 能美市出身で、日本体育大学の寺西成騎投手は、星稜高校時代に控えピッチャーとして甲子園準優勝にも貢献！最速１５０キロを超える速球で、今回のドラフトでは上位指名が期待されています。 小松市出身で法政大学の中津大和選手は、俊足強打の内野手です。小松大谷高校時代から走攻守３拍子そろった選手として活躍しました。 独立リーグ石川ミリオンスターズでショートを守る川崎俊哲選手は、シュアなバッティングと強肩を生かした守りが武器。輪島市出身・地元の星としても注目を集めます。 同じくミリオンスターズの阿部大樹選手は、今シーズン２７盗塁で日本海リーグの盗塁王を獲得。自慢の俊足をいかしてＮＰＢ入りを狙います。