あのカレーの名店の生まれ変わり?御茶ノ水に誕生したインド料理店『ゴンド』が大人気のワケ #食楽web #インド料理
カレー激戦区・御茶ノ水に2023年に誕生したインド料理店『ゴンド』がウマすぎる理由とは?
神田・御茶ノ水・神保町といえば、全国屈指のカレー激戦区。右に行っても左に行っても、そこそこハイレベルなカレー店にぶつかります。老舗が多いこともあり、なかなかニューフェイスのカレー店が注目されることは少ないのですが、昨年(2023年)5月に誕生したばかりなのに、すでに超人気のカレー店があります。店の名は『Indian Street Food & Bar GOND(ゴンド)』。 御茶ノ水に誕生したインド料理店『ゴンド』が大人気のワケ 実はこのお店、昨年(2023年)4月に惜しまれながら閉店した東京・八重洲の南インド料理店『ダバ・インディア』の“生まれ変わり”的な存在なのです。2003年にオープンした『ダバ・インディア』は、19年もの間、連日行列が絶えなかった名店中の名店。ここで修業したシェフが『カッチャルバッチャル』(新大塚)や『カマルブール』(木場)などの店を開き、本格インドカレーブームを牽引してきました。
閉店の理由は、東京・八重洲の再開発のためだったので、“ダバ・ファン”は当然ながら店の移転を期待したのですが、移転はせず、閉店1ヶ月後にコンセプトを新たにこの『ゴンド』をオープンさせたのです。 『ダバ・インディア』の公式HPでは、『ゴンド』について、“インドのストリートフードやタンドール料理とともに飲めるインド料理店”、“下町の食堂料理や南インドのミールスを用意”などと書いていましたが、一体どんなお店なのか、さっそく行ってきたのでご紹介したいと思います。
名店が手掛けるミールスはさすがの旨さ
入り口に掲げられたランチメニューを見てみると、本日のカレー1種(1000円)、2種(1100円)、3種(1200円)、そしてカレー3種とサンバルが付いた「ランチミールス」(1400円)の4種類。この界隈の老舗カレー店は、1種類で1500円以上するところも珍しくないので、さほど高い感じはしません。
さっそく入店して「ランチミールス」を注文しました。店内は、外観のポップな印象とは少し異なり、ブルーの壁とブルーのレンガ、そして木製のテーブルの大人っぽい空間。店内にはほのかにスパイスの芳香が立ち込めているのですが、その香りもどこか洗練されている感じがします。