ふるさと草津70年史展
BBCびわ湖放送
市制施行から今年、70年を迎える草津市では、今、写真やモノなどで70年を振り返る展示会が開かれています。
この「ふるさと草津70年史展」は、今年10月に市制施行70年を迎えるのを機に、市民が思いを共有し次の世代に引き継いでいこうと、草津市が開いたものです。 会場の草津クレアホールには、70年の歩みを写真で振り返るコーナーや、暮らしの中で使った昔の民具などが紹介されています。
この会場で、ひときわ目を引くのが、昭和20年代から30年代の「風景の記憶絵」です。 この取り組みは、草津市コミュニティ事業団などが、発展著しい草津市の昔の原風景を語り継いでいこうと、高齢者への聞き取りや記憶をもとに学区ごとに描かれているもので、市内14のうち7つの学区で作成されました。 地域の絵の好きな人たちが書いたというこれらの絵には、当時の生活の様子や、思い出のシーンが、ちりばめられています。
こちらの絵は、渋川学区の様子を描いたものですが、現在、JR草津駅西口にある商業施設「エイスクエア」の場所には、草競馬場があった様子が描かれ、今となっては、想像できない風景です。 「ふるさと草津70年史展」は、草津クレアホールで、5月25日(土)まで開かれています。