「関係しているはずがない」大谷翔平の”向上心”を知る元同僚が”賭博関与疑惑”を真っ向否定!「彼は常に上を目指している」
前代未聞のスキャンダルに巻き込まれながらも、信頼が揺らぐことはなかった。 ドジャースの大谷翔平の元通訳である、水原一平容疑者が違法賭博に関わっていたことが開幕直後に発覚し、2024年のMLBは激震に揺れながらシーズンがスタートした。その後、水原容疑者が大谷の口座から24億円もの金額を不正送金していたという驚愕の事実も明らかとなっている。 【動画】MLB公式もクローズアップ! 大谷の妻・真美子さんのガッツポーズシーン 韓国でのパドレスとの開幕カードの最中より報じられたこの一連の騒動では、ブックメーカーへの送金の名義をめぐり、当初、大谷の関与の可能性を問う声も上がるなど異常事態に発展。後の捜査の結果、大谷が関わった事実はなかったとの連邦当局の見解が示された。 多くのファンや球界関係者が大谷の“潔白”を信じていたものの、一部では疑いの視線があったことも事実。しかし、かつて共に時間を過ごした元チームメイトより、大谷がスキャンダルとは無縁であると強く主張していたことなども伝えられている。 エンゼルス専門メディア『Halos Today』では、2018年から3シーズン、エンゼルスでプレーしていたマイケル・エルモシーヨのコメントを紹介している。 現地時間4月18日配信の記事では、「エンゼルスでダグアウトを共にしていた人々は、真っ先にオオタニの関与を否定した」と綴られており、その上でエルモシーヨの見解を記している。 エルモシーヨは「賭博のことが話題になったとき、私はすぐに『オオタニが関係しているはずがない』と思った」と語っており、また怪我から復帰へ取り組む姿も見てきたと述べるとともに、「彼は常に上を目指している。24時間365日野球に夢中で、どうすればもっと良くなれるかを考えている」と振り返ったとしている。 また、トピック内では「結局、連邦当局とメジャーリーグの調査によって、オオタニの容疑は晴れた。一方、ミズハラは銀行詐欺の重罪とギャンブル依存症治療プログラムへの出席義務という結果に直面した」と事件の経緯を説明。 その上で同メディアは、「このように、オオタニが野球の素晴らしさをひたすら追求したことと、元通訳をめぐる不運なスキャンダルとの間には、明確な隔たりがある。この事実は、ファンや同僚に、オオタニの野球への集中が確固たるものであることを保証する結果だ」などと論じている。 大谷と同じシーズンにメジャーデビューを果たしたエルモシーヨが語ったコメントは、元同僚としての本心であることは間違いないだろう。そしてその言葉の通り、今後も大谷の野球への信念は変わらず、揺るぎないものとなっていくはずだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]