映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』公開日変更 1週間後ろ倒し5・17公開
“レゲエの神様”と称されるジャマイカ出身のミュージシャン、ボブ・マーリーの波乱万丈な生涯を描いた映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』の日本公開日が、5月10日から5月17日に変更となった。今週23日より発売予定のムビチケ前売券(カード・オンライン)も、3月15日発売に変更となる。 【動画】『ボブ・マーリー:ONE LOVE』海外版本予告 ボブ・マーリーは、全世界アルバム売上7500万枚以上を売り上げ、グラミー賞の特別功労賞生涯業績賞受賞に殿堂賞の複数受賞、"Hollywood Walk of Fame"への殿堂入り、国連平和勲章受賞など数々の偉業を残し、「ロックの殿堂」入りも果たした。 彼が生み出した愛と希望に満ちた音楽は、今もなお世界中の人々に影響を与え続けているが、白人と黒人のハーフとして生まれた出自や、国内の政情不安と政治家の思惑に翻ろうされた国民的英雄としての苦悩、さらに欧米がすべての中心だった当時の音楽業界において稀有な第三世界出身アーティストとして世界的な成功を収める奇跡のサクセスストーリー、そして妻リタとの絆など、彼の音楽とメッセージの背後にある物語はあまり知られていない。 今回の映画では、マーリーが愛した妻のリタ、息子のジギー、娘のセデラがプロデューサーとして参画しており、ボブ・マーリーの生涯と、彼の音楽とメッセージを余すところなく“浴びる”ことができる。 現地時間14日より世界各地で公開され、全米では平日のバレンタインデー史上最高興収約1400万ドル(20.9億円)を記録。公開初週の全米オープニング興行収入(2月16~18日の3日間)で約2770万ドル(41.5億円)を記録し、初登場1位を飾った(Box Office Mojo調べ)。 北米以外では13の国と地域でNo.1デビュー(イギリス、フランス、オーストラリア、オランダ、ニュージーランド、ポルトガル、ノルウェイ、ジャマイカほか)。うち、クイーンの故郷であるイギリスでは公開初日興収が、あの『ボヘミアン・ラプソディ』を超え、音楽伝記映画史上最高の初日興収を記録した。フランスでも、イギリスと同じく「ボヘミアン超え」の音楽伝記映画史上最高の初日興収を記録した。またボブ・マーリーお膝元のジャマイカでは、公開初日記録を塗り替えるジャマイカ史上最高興収を記録、この週末の興行収入の90%以上を本作が占めるという特大ヒットとなっている。