「手が震えた…」初めての弓道体験 オーストラリアの高校生が来日【長野市】
オーストラリアから教育旅行で日本を訪れている高校生が、長野市の中高生と交流しました。初めての弓道体験など刺激的な一日となったようです。 校舎の前に掲げられたオーストラリアと日本の国旗。吹奏楽の演奏とともにオーストラリアからの高校生25人を歓迎しました。 みんなこの日を待ちわびていたようです。迎え入れたのは長野市の文化学園長野中学・高等学校。訪日教育旅行の一環で企画された交流会です。 ■文化学園長野中学・高等学校英語科 長田里恵さん 「同世代の子と話ができる、笑い合えるということが課題を共に協力して解決できる一歩だと思うので(きょう一日)楽しんでもらうウキウキしてもらう」 コロナ禍は渡航が叶わず5年ぶりの対面交流です。 ■オーストラリアの生徒 「温かい歓迎をありがとうございます。心ばかりなものですが…どうぞ」 お土産交換ではこの日のために練習した日本語を披露。オーストラリアの写真を集めたフォトブックと松代焼を交換しました。 ■高校3年生 「日本に来て一番楽しみにしているものは何ですか?」 ■オーストラリアの生徒 「食べ物です!」 確かに食事は旅の醍醐味です。弓道の時間には…初めての体験にこの表情。 ■オーストラリアの生徒 「弓を引くのは楽しいわけっこう力が必要だけど面白かった。手は少し震えちゃったけど」 弓道部員が英語を使ってレクチャー。みんな随分板につきました。 そして昼食タイム。 日本で一番楽しみなのは食べ物!と言い切った彼は… ■オーストラリアの生徒 「おいしいだね!めっちゃおいしい」 とても気に入ったようです。 ■オーストラリアの生徒 「みんな本当に素敵な人だし、食べ物もすごくおいしい。まだ半日しかいないのに既にここが大好きだよ」 言葉の壁を超えての交流。それぞれにとって貴重な経験となりました。 ■オーストラアの生徒 「みんなすごく明るい。初対面の時に窓から乗り出して歓迎してくれたのがすごく嬉しかった」 ■高校3年生 「英語を話すのも聞くのも苦手であまり関わってこなかったけど、自分自身もっと英語を話せるようになりたいと思った」 ■高校3年生 「日本に来てよかったと思ってもらえたらうれしい」 10月には文化学園長野の中学3年生が研修旅行でオーストラリアを訪問し、さらなる交流を深めます。