成田空港、日没後ツアーが人気 天井透けるバスで"潜入"、夜景・機体見学
日没後の成田空港をバスで巡る「ナイトツアー」が人気だ。成田国際空港会社(NAA)のグループ会社グリーンポート・エージェンシー(GPA)が企画・実施するバスツアーで、7月と8月に開催する計6日間分は各回40人が上限で、発売から3-4日程度で完売となった。 【写真】飛行機のそばを走る成田空港の制限区域バスツアー ナイトツアーは日没前の夕暮れと、完全に暗くなった日没後の成田空港を巡るツアーで、普段は関係者以外立入禁止の「制限エリア」を、天井が透ける「グラストップバス」で“潜入”する。2023年7月にスタートし、夏と冬にこれまで12回開催した。ツアーは1回約2時間で、エプロンを走行する航空機などをNAAが管理するランプタワー「ランプセントラルタワー」にも立ち入る。その後バスに乗車し、制限エリアでは空港夜景を観賞するほか、機体や働く車両を車窓から見学する。 GPAによると、今年の1-2月に開催したナイトツアーも完売したという。春と秋は天井のない2階建て観光バス「スカイバス」を使用し、明るい時間帯の成田空港を巡るツアーを実施し、今後は9月から12月にかけて開催を予定する。ナイトツアーは12月以降の開催を計画し、今回同様、1回につき40人程度の募集枠を予定しているという。
Yusuke KOHASE