【NZ不動産の最新事情】オークランド、賃貸物件の慢性的不足が続く…投資家にはチャンスも
現地で住宅購入を希望する人へ、プロからのアドバイス
このように、オークランドでは賃貸物件が慢性的に不足していることから、投資家の皆様にはチャンスがあります。誰もが「住みたい」と思う物件を購入しておけば、空室率は少ないでしょう。 田舎のほうは、もともと自己物件所有率が高く賃貸物件数が少ないので、比較的短期で次のテナントが見つかります。 オークランドは人口増加による交通ラッシュなど、さまざまな課題はありますが、ニュージーランド自体は投資家を歓迎し、求めていますので、さまざまなところにチャンスがあります。興味のある方は、ぜひ検討してみてください。
転職先で驚いた…不動産業界にも押し寄せる、デジタル化の波
私事ですが、20年間所属していた大手不動産会社から、2018年に創業したばかりの不動産会社へ移籍しました。新天地での業務スタートです。 不動産仲介会社は一般的に、オフィスを構え、フランチャイズ化して経営されることが多いのですが、新しい会社は違います。 ●勤務場所は在宅もしくは売買物件の現場。オフィスはなし ●家探しのリスト検索はすべてオンライン ●SNSを利用した広告展開を強化 ●会議や研修はすべてZoom ●事務関連は本部に雇用されたサポートチームが稼働 ●各種契約も、顧客とのやりとりも、基本は独自のオンラインシステムで対応 不動産の販売方法は、オークション、定価付け、ネゴシエーションといままで通りですが、ペーパーレス、オフィスレスと時代の最先端で、経費節減。情報はすべてオンラインで共有し、タイムリーに伝播していきます。 正直、ここまでくると「そのうちセールスマンも不要になるのでは…?」と思わなくもありませんが、やはり、人が暮らす物件を販売するには、人と人のコミュニケーションが不可欠だと信じ、引き続き、マイホーム選びや、不動産投資へのコンサルタント業務にいそしんでいます。 一色 良子 Goo Property NZ LTD 代表取締役社長 Arizto Ltd 所属
一色 良子