海上で発見された赤ちゃん 遺体にはへその緒 警察が150人態勢で現場付近を捜査【愛媛】
南海放送
きのう、松山市で、赤ちゃんが海に浮いているのが見つかり、その後死亡が確認された事件。赤ちゃんの遺体にへその緒がついていたことが捜査関係者への取材で新たに分かりました。 けさ、松山西警察署には県内の各署から捜査員が集まり、150人態勢で、現場付近での検問や聞き込みなど捜査を進めていました。 この事件は、きのう午前11時すぎ、松山市大可賀の海岸で赤ちゃんが海に浮かんでいるのが見つかり、その後搬送先の病院で死亡が確認されたものです。 発見し通報した男性 : 「こんなところに赤ちゃんがおぼれてるはずがないので、人形だったらいいなということで一応間違いかもしれないけど、警察に連絡した」 捜査関係者によると、死亡した赤ちゃんにはへその緒がついていたということです。 赤ちゃんが見つかってから1日が経ちますが、赤ちゃんの身元は未だ分かっていません。 市内の産婦人科などには警察から出産間近で来なくなった妊婦がいないかなどの聞き込みもあったということです。 この事件について、専門家は… 慈恵病院(熊本市)蓮田健院長: 「どうして赤ちゃんのご遺体をこんな形にしたんだという人もいるかもしれませんけど、彼女たちの中ではこれしかない、他に方法がないからやむにやまれずやっているのが実情。日本全国に今、相談窓口がありますから相談をまずしていただきたい」