最も集客したクラブは? Jリーグ観客数ランキング2位。5万人超えも多数!? クラブ記録更新は当たり前!?
2024シーズンの明治安田リーグは全日程を終えた優勝争いや残留争いなど、長いシーズンの中でそれぞれのクラブに紆余曲折があったが、シーズンを通して最も多くの観衆を動員したクラブはどこなのか。J1~J3の全60クラブのホームゲーム入場者数を集計してランキング形式で順位ごとに紹介する。
2位:FC東京 本拠地:味の素スタジアム 収容可能人数:4万7851人 平均入場者数:3万3225人 FC東京は、2024シーズンのJ1リーグで1試合平均観客数が3万3225人を記録し、昨シーズンの2万9410人を大幅に上回った。それと同時に、クラブ史上最多記録を更新したシーズンとなった。 その大きな後押しとなったのは国立競技場開催の試合だ。浦和レッズ戦(4万9005人)、鹿島アントラーズ戦(5万2772人)、アルビレックス新潟戦(5万7885人)、名古屋グランパス戦(5万5896人)の4試合が国立開催で、1試合平均観客動員数を大きく引き上げた。昨シーズンは国立開催の試合が2試合だったため、大きな違いを生んでいる。 国立開催の4試合を除いた15試合の平均観客数は2万7714人で、昨シーズンの国立開催の2試合を除いた試合の平均(2万6308人)を上回った。これにより、国立競技場の影響を除外しても観客動員数が増加していることが確認できる。 ただし、コロナ禍前の2019シーズンはすべて味の素スタジアム開催で1試合平均観客数が3万1540人となっており、単純にクラブ記録ということはできないかもしれない。 それでも、「国立ブースト」を考慮しなくても、FC東京の1試合平均観客数はJ1で2位の数字を誇り、Jリーグ屈指の集客力を持つクラブであることは間違いない。 2024シーズンのFC東京はJ1リーグを7位で終えたが、2位フィニッシュを果たした2019シーズンのように優勝争いに加わることができれば、さらなる観客数の増加が期待されるだろう。
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