【ボートレース】着実に成長する香川颯太「いい結果を出して流れに乗りたい」勝負駆けに気合
◆スカパー・JLC杯 ルーキーシリーズ第8戦(4月15日、ボートレース三国・3日目) 滋賀支部の香川颯太が後半9Rをしっかり逃げて今節2勝目。前半1R2号艇は5着大敗ながら「5番(村上宗太郎)が来るのが見えて体が勝手に反応してしまい、レバーを入れて全速で行ってしまいました」と敗因ははっきりしており、すぐさま前半の失敗を挽回した。相棒32号機の気配も「展示タイムが出ているし足はいいですよ。伸びが良くて回り足も許容範囲で問題ないです」と活況だ。 今期はキャリアハイの勝率5・62(初日終了時点)。多かったフライングも昨年2月の住之江での勇み足以降はなく、今期の平均スタートタイミングはコンマ15とむしろ改善している。「放って合わせるより手前で全速で行くようにしています。質のいいSを心掛けて、うまくいってるのだと思います」と確実にレベルアップしている。 予選最終日の4日目は5R3号艇の1走。「この後の地元(びわこ)でのイースタンヤングで優勝して、ヤングダービーに出たい。そのためにも、ここでいい結果を出して流れに乗りたいですからね。ちょっと気合を入れて行きますか!」と気持ちを入れ直して、準優勝負駆けに臨む。(早野 智之)
報知新聞社