大阪取引所が「サーキットブレーカー」発動 株価急落で日経平均先物の取引中断
大阪取引所は5日午後、日経平均株価の先物売買を一時中断する「サーキットブレーカー」を発動しました。 (記者)「午後3時を過ぎました。きょうの日経平均株価はきのうと比べて4451円値下がりして取引を終えました。過去最大の下げ幅ということです」 日経平均などの先物を扱う大阪取引所は、東京株式市場の急落を受けて、午後に2回にわたり日経平均先物の取引を中断する「サーキットブレーカー」を発動しました。 これは、先物市場などで相場が大きく変動した時に投資家の混乱を避けるための措置で、日経平均の先物で「サーキットブレーカー」が1日2回発動されるのは東日本大震災後の2011年3月15日以来、13年ぶりということです。 投資家らにも動揺が広がりました。 (金融情報関連の仕事をする男性)「まさかここまで下がるとは・・・かなりインパクトありますね」「円安と日本市場へ海外投資家の資金が集まって、それが(一時的に)買いを呼んでいたと思う」 (投資家の男性)「新規で買ってNISAをしている方は、みんな損してますよ」「(Q:サーキットブレーカーは効果ある?)機関投資家が売ってるからどうにもならんですわ」。
ABCテレビ