リーチ・マイケル 悲願の「府中に優勝トロフィーを」に感慨 “セルフパレード”も計画!?「色んな所を、持って回りたい」
ラグビー・リーグワン(26日閉幕)で初優勝したBL東京の荒岡義和社長、薫田真広GM、リーチ・マイケル主将、原田衛副将が29日、チームが拠点を置く東京・府中市役所を訪問し、高野律雄市長に優勝を報告。リーチ主将は「声をかけられる数が違う。ありがたいです」と、市民からの祝福に優勝の実感をこめた。 高野市長は、優勝トロフィーを手に記念撮影する際には「涙が出そう。うれしい」と感激。「今年は市政施行70周年ということで、未来を見据えて未来を切り開いていく、そういった節目の年に皆さんが活躍され、このトロフィーを持ち帰っていただいたということは、子どもたちにとっても大きな夢の広がり」と、14季ぶりに優勝したBL東京をたたえた。立大ラグビー部では主将だった高野市長は、埼玉(旧パナソニック)に24―20で勝った決勝戦について「極めてスクラムが安定していて。後半入ってすぐに、(埼玉のFW第1列が)一斉に変わった。元々そのつもりだったかもしれないが、勝ったな、と思った」と鋭い分析。フッカー原田も「よく分かっていらっしゃるなと思います」と、笑顔で応じた。 今シーズン中、常々「府中にトロフィーを持って帰りたい」と語っていたリーチ主将。同市では優勝パレード開催への思いがあるが、仮に挙行されても、6月から始動する日本代表に招集濃厚なリーチ、原田は参加が難しい。そこでリーチが発案したのが“セルフパレード”だ。「オフィシャルな場じゃなくても、持って駅を回りたい。夜の、色んなところを。府中市のみなさんに、生のトロフィーを見せたいなと思います。スターバックスくらいに、持っていって、写真撮りに来てもらいたい」と、笑顔で語った。
報知新聞社