宣言前に桜開花 金沢・犀川河川敷
30日の石川県内は高気圧に覆われて晴れ間が広がり、日中の最高気温は加賀中津原で19・0度と4月下旬並みになったほか、金沢15・9度、輪島15・2度と全観測地点で平年を上回る陽気となった。 金沢市千日町の犀川河川敷では、気象台の開花宣言を前にソメイヨシノが咲き始め、散歩などに訪れた人々が春本番の到来を心待ちにした。 気象情報会社ウェザーニューズ(千葉市)の予想によると、金沢は4月3日に開花、9日に満開の見込み。兼六園も9日の満開を予想している。 金沢地方気象台によると、31日の県内は緩やかに高気圧に覆われて曇り後晴れとなり、日中の最高気温は金沢、輪島とも15度の見込み。北日本から西日本の広い範囲で黄砂が確認されており、県内にも31日に飛来が予想されている。