クリスマス商戦に向けて各おもちゃメーカーイチオシの新商品を紹介する見本市が１０月４日、仙台市若林区で開かれました。今年のトレンドは「キダルト」です。 今年で２３回目となる見本市には約８０００点のおもちゃが並びました。 世界中で人気のドールシリーズ。最新作はよりかわいく、より細かい造形にこだわったそうです。 家の中で雪遊び気分を味わえるこちらのおもちゃは、雪がゴムの粒子でできていて水洗いもできます。 最先端の技術とアイデア満載のおもちゃが並ぶ中、今年注目のキーワードは「キダルト」です。 カワダ仙台支店 松田秀幸課長 「キッズとアダルトをかけ合わせた造語で、キダルト層へのおもちゃの開発やマーケット拡大がトレンドになっている」 キッズもアダルトも楽しめる「キダルト」。あの定番人形にも変化が…。 記者リポート 「こちらのリカちゃん人形は膝の関節を動かせます。自然なポージングが表現でき、いろんな場所で写真を撮れます」 「フォトジェニックリカ」。お好みの“映えポーズ”をＳＮＳに投稿して楽しむことができます。人気インテリアショップとコラボした「大人リカちゃん」も。 こちらは１５６０個もの小さなブロックを組み立ててつくるグランドピアノ。少子化が進む中でも、大人心をくすぐる商品が人気を集め、昨年度のおもちゃ市場の規模は初の１兆円を突破しました。 カワダ仙台支店 松田秀幸課長 「おもちゃはファミリーのコミュニケーションツールになる。家族みんなでおもちゃ売り場に行き、みんなで選んでもらいたい」 時代とともに変化し続けるおもちゃ業界。 インバウンドを意識して、外国人に人気のキャラクターを組み立てるクラフトキット。 世相を反映して投資話や結婚も選択制です。ゲームで使う紙幣も最新版では日本円になった人生ゲームも。 今年のクリスマスは子供も大人も楽しめる商品が生まれています。