松本側代理人を務める田代政弘弁護士、文春オンライン報道を完全否定「全く事実に反するものです」
お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志が、自身の性的暴行疑惑を報じた「週刊文春」に名誉を毀損(きそん)されたとして、発行元の文芸春秋などに、5億5000万円の損害賠償などを求めた裁判で、原告の松本側代理人を務める田代政弘弁護士は10日、公式サイトで、同日に配信された「文春オンライン」の報道を否定した。 10日配信の文春オンラインでは、松本側が昨年12月27日発売の週刊文春の記事内で松本に性行為を強要されたと主張する「A子」の出廷を、探偵を使って妨害する工作がなされたと報じている。 この報道に、田代弁護士は公式サイトでA子を出廷させない妨害工作について「本件記事にあるような言動を行ったことは一切なく、本件記事の該当部分は全く事実に反するものです」と完全否定した。A子さんを探偵を使って監視していたということに関しては「当職ら及び松本氏が依頼して行ったものではなく、これが当職及び松本氏の依頼に基づくものだとされれば、全く事実に反するものです」と真っ向から反論した。 また、A子さんに金銭提供を持ちかけ、出廷しないように説得したとする記載については「金銭提供を持ちかけたり、持ちかけようとした事実は一切なく、そのような考えも持ち合わせていないことを強く主張いたします」と一蹴した。
報知新聞社