『アメリカン・サイコ』新バージョン、主演は『エルヴィス』のオースティン・バトラーか
『アメリカン・サイコ』新バージョン、主演は『エルヴィス』のオースティン・バトラーか
『アメリカン・サイコ』新バージョンのパトリック・ベイトマン役がもうすぐ決定するかもしれない。 Varietyによると、ルカ・グァダニーノが監督する本作に、投資銀行家とシリアルキラーの二重生活を送るパトリック・ベイトマン役としてオースティン・バトラーが出演する予定だという。しかし、IGN USが制作関係者に話を聞いたところ、バトラーはパトリック役としての契約をまだ結んでいないと判明した。候補には挙がっているものの、まだ何も確定していない。なお、過去には『ユーフォリア/EUPHORIA』や『Saltburn』に出演したジェイコブ・エロルディがパトリック役を演じると噂されていたが、採用には至らなかった。 『アメリカン・サイコ』新バージョンの企画については、今年10月に初めて判明した。Lionsgateによると、新作映画はクリスチャン・ベールが主演した2000年の『アメリカン・サイコ』をリメイクするものではなく、1991年に発刊されたブレット・イーストン・エリス著の原作小説を「新たに脚色」することを目指しているという。脚本を担当するのは、『ボーン・アルティメイタム』などを手がけたスコット・Z・バーンズだ。 もしこの契約が成立すれば、バトラーは立て続けに注目の役柄を獲得することになる。2022年公開のバズ・ラーマン監督作『エルヴィス』でエルヴィス・プレスリー役を演じて世界的にその名を知らしめたバトラーは、同作の演技を評価されてゴールデングローブ賞を受賞したほか、アカデミー賞にもノミネートされた。その後、ジェフ・ニコルズ監督作『ザ・バイクライダーズ』にも出演。『デューン 砂の惑星PART2』ではフェイド=ラウサ・ハルコンネン役を演じたため、『アメリカン・サイコ』への出演が決まれば再びサイコキラーを演じることとなる。 デューン 砂の惑星PART2 U-NEXTの無料トライアルで観る ↗ グァダニーノは今日のハリウッドでも特に需要の高い監督だ。2017年の『君の名前で僕を呼んで』で世界的に有名になり、2018年のリメイク版『サスペリア』、2022年の恋愛ホラー『ボーンズ アンド オール』、2024年公開の『チャレンジャーズ』を手がけてきた。そして、2025年にはA24による『Queer(原題)』が日本公開予定だ。さらに、ジェームズ・ガンの率いるDCユニバースでは『Sgt. Rock(原題)』の監督としても交渉中だ。なおこちらは、ダニエル・クレイグが出演交渉中となっている。 『アメリカン・サイコ』新バージョンの公開日などは今のところ未定。 アメリカン・サイコ U-NEXTの無料トライアルで観る ↗
Alex Stedman