3日に準決勝!初4強の浦和実、千葉黎明が、強力投手陣誇る横浜、健大高崎に挑む【関東地区大会】
来年春のセンバツ選考の重要参考資料となる、2024年秋季関東地区高校野球大会(神奈川)は、3日に準決勝が行われる。センバツ出場へ大きく前進した4校による頂上をかけた争いが繰り広げられる。 【トーナメント表】秋季関東大会 準々決勝までの結果一覧 対戦カードは以下の通り。 横浜(神奈川)-浦和実(埼玉) 健大高崎(群馬)-千葉黎明(千葉) 初の4強入りを決めた浦和実、千葉黎明が、関東を代表する強豪に挑戦する構図となった。横浜と健大高崎はともに強力な投手陣を誇る。フレッシュなチームの打線が、どこまで食らいついていけるか。 千葉黎明は創部101年目で初の4強に入った。千葉県の21世紀枠推薦校だが、一般枠でのセンバツ出場へ大きく前進した。投打に粘り強く、チャンスをしっかり生かす攻撃力を武器に、接戦を勝ち上がってきた。今年のセンバツを制し、連覇を狙う健大高崎に対しても、自分たちが貫いてきた野球を実践することができるか。 浦和実の左腕エース・石戸 颯汰投手(2年)は、やや変則気味なフォームから制球力と緩急をつけた投球が武器。つくば秀英(茨城)戦では完封勝利を挙げた。横浜打線相手に、緩急をうまくつけられるか。接戦に持ち込むためにも、石戸の踏ん張りが欠かせない。