約1.6kg!? 横浜の『自家製麺 酉』(横浜)で「麺増し・野菜増し」のデカ盛りラーメンを食べてきた
そして自家製麺は小麦の香りを感じる極太麺。もちもちでシコシコで、濃厚だけど後味はスッキリしている鶏のスープと好相性です。麺を追加したのもあり、引っ張り出して食べ続けていてもちっとも減らない。見た目がずっと変わらず、むしろゆっくり食べていたら増えていきそうな勢いを感じます。 「スープは宮崎産の鶏の鶏ガラでとっています。鶏チャーシューも宮崎産の鶏ですね」と話すのは店長の井上裕太郎さん。「うちで使っている宮崎産の鶏は、水がいいところに住んでいるので、硬すぎず、旨みが強いんですよ」。 実はこの店、姉妹店で鶏料理専門の居酒屋『とりビアー』を営んでいて、本社は霧島鶏を取り扱う会社。なので鶏ガラは豊富にあるし、鶏の扱いもハイレベル、というもの。 「うちは麺もウリですね。オーション小麦を使った自家製麺で、極太ストレート麺。ほんのり甘さを感じます。麺と鶏が店の自慢なんですよ」。なるほど~。一般的な鶏専門ラーメンの店に比べて、鶏をふんだんに使えることで、旨みがしっかり感じられるスープに、そして自家製麺でさらにパワーアップしている、ということですね。
「うちのラーメンは、鶏の割合が多いので、見た目よりあっさりしていて食べやすく、食べ続けてもドスッとこないので、ボリュームがあってもみなさん完食していきますよ」と井上さん。 もし途中で味変したくなったら?「卓上に七味やブラックペッパー、かえしなどがあるので、好みの味を足しながら食べていくのがおすすめですね」。卓上には他に一味やお酢なども置かれています。お酢はおそらくまぜそば用だけど……。 ちなみにトッピングには、「限定辛ニラ」(100円)や「宮崎産ゆず胡椒」(50円)、「宮崎産鶏キムチ」(100円)などもあるので、追加トッピング、というのもアリ。「マイルドに味わいたい人は『生卵』(50円)もおすすめですよ」(井上さん)
まとめ
通常で麺は茹で前200g、それを100g追加したので、おそらく茹で上がりの麺だけで500g前後、そして山盛りのヤサイと、鶏チャーシュー2枚。見た目はかなりストロングですが、鶏の美味しさ、そしてくどさのない味わいなので、結構スイスイ行ける。途中までは食べても食べても減らなくて、どうなることかと思っていたけれど、味変などを楽しみつつ、大満足のまま完食。 鶏を贅沢に使った鶏ラーメンは、麺もワシワシブリブリで食べ応え十分。激戦区横浜駅エリアで鶏といえばあそこ、と言われるのに納得の美味しさでした。次回は限定麺の「~三種ノ味噌ブレンド~」(1000円)にするか、「台湾まぜそば」(900円)にするか。横浜に来たら、また食べにいきたくなる、鶏の旨さを満喫できるお店でした!
●SHOP INFO 店名:自家製麺 酉 住:神奈川県横浜市西区高島2-14-9 アソビル 1F TEL:非公開 営:11:00~21:00(L.O.20:50) 休:なし(アソビルに準ずる。2023年12/31~2024年1/4は休み)
取材・文◎いしざわりかこ