【パリパラリンピック】車いすラグビー日本代表が悲願の金メダル!
フランスで、最高の瞬間を勝ち取った。 パリ2024パラリンピックの車いすラグビー決勝が、現地時間9月2日にシャン・ド・マルス・アリーナでおこなわれ、アメリカ代表と対戦した日本代表が48-41で勝利し、悲願の金メダルを獲得した。 世界ランキング3位の日本は準決勝で世界1位のオーストラリアを下し、進出した決勝で世界2位のアメリカと対戦した。 第1ピリオドは日本がパスミスなどで得点機会を逸し、3点ビハインドの11-14で終了。 追いつきたい第2ピリオド。キャプテン池透暢がインターセプトからトライを奪い、流れを引き寄せる。同点で迎えた残り1分13秒で橋本勝也が手を伸ばしたインターセプトからトライをマークし逆転に成功。24-23でハーフタイムを迎えた。 第3ピリオドで勢いを増す日本。3度の連続得点でリードを広げ、35-32で最終ピリオドに入る。 最後の8分間、ローポインターの乗松聖矢、倉橋香衣らが奮闘し、ディフェンスでプレッシャーをかけた日本がアメリカのミスを誘い、リードをさらに広げた。最後まで気を緩めず、橋本勝也がインターセプトしたところで試合終了。最終スコア48-41で日本が悲願の金メダルを獲得した。 日本代表はパラリンピックでは2016リオ、2020東京大会の3位を超える過去最高の戦績を残した。試合後、池キャプテンは「目標としていたみんなの夢が叶った最高の瞬間で、最高の喜びがここにありました!」とコメントし、歓喜を表現した。