世界限定178本 フランス人独立時計師とのコラボウオッチはスチームパンクの世界観を取り入れたレギュレーター
1929年創業の名門ウオッチブランド【LOUIS ERARD(ルイ・エラール)】が最新モデルを発表。フランス人独立時計師、ヴィアネイ・ハルターとのコラボレーション第二弾となる「ヴィアネイ・ハルターⅡ」が世界限定178本で発売となり、価格は109万4500円(税込)。 【関連画像】その他の画像を紹介
ヴィアネイ・ハルターとのコラボが再度実現
個性あふれるコラボレーションモデルを展開する「ノワールモンX」コレクションから、フランス出身の独立時計師、ヴィアネイ・ハルターとのコラボレーション第二弾となる「ヴィアネイ・ハルターⅡ」が発表された。1994年にムーブメント開発会社を設立し、独立時計師として活動を始めたハルターは機械に対する深い愛情を持ち、夢を工学的に実現することをひとつの哲学としている。彼の作品は天文学やサイエンスフィクション、歴史的な時計からインスピレーションを受けており、代表作「アンティコア」や「ディープスペース・レゾナンス」は、ヴィンテージの職人技と未来的なアイデアが融合した唯一無二のタイムピースと高い評価を受けている。
ルイ・エラールCEOのマニュエル・エムシュは、今回のコラボレーションを次のように語っている。「ヴィアネイと共に創作するということは、友情を深めながら限界を打ち破ることです。この時計はまさに共同作業コラボレーションの賜物です。スチームパンクのリベット、オフセンターのダイアル、そして大胆で繊細なディテールが盛り込まれています。インディペンデントでオート・オルロジュリーの全てのコードを備えつつも、手の届く価格帯に収まり、日常使いに適しながらも目を引くデザイン。このコラボは、ヴィアネイとの偶然の電話がきっかけで始まった奇跡のプロジェクトでした」。
12個の5Nゴールドリベットをベゼルにセット
「ヴィアネイ・ハルターⅡ」は、レトロフーチャーなスチームパンクの世界観をデザインに取り入れた「アンティコア」から着想を得ており、2020年に発表されたコラボレーション第一弾「エクセレンス トリプティック レギュレーター リミテッドエディション」よりも、ヴィアネイ・ハルターの芸術的なDNAを強く反映した印象だ。12個の5Nゴールドリベット付きベゼルを備えた43mm径のラウンドケースには、サテン仕上げの5Nレッド・ギルトメッキを施し、縦型の時間表示を特徴とする“レギュレーター”デザインの文字盤をセッティング。この文字盤にサテン仕上げのダイヤモンドカット面取りが施されたチャプターリングとカウンターリングを巧みにレイアウトすることで、ユニークなフェイスデザインを作り上げた。