「史上最もタフなEURO」スペイン紙が自国チームの苦難を語る「ドイツに渡るずっと前から困難だった」【ユーロ2024】
UEFAユーロ2024(EURO2024)・決勝戦が現地時間14日に行われ、スペイン代表はイングランド代表と対戦する。この大一番を前に、スペイン紙『マルカ』が13日に自国チームの苦難を報じている。スペインはここまでドイツ代表などの難敵を相手に6連勝で勝ち上がってきた。 【決勝トーナメント表】サッカー ユーロ2024(EURO2024) 『マルカ』は、これまでの戦いについて「スペインの道はドイツに渡るずっと前から困難だった」と伝え、グループリーグの組み合わせが決まった段階で厳しい戦いが見込まれていたことを強調した。 グループリーグの同組に、2022年のカタールW杯で3位に入ったクロアチア代表、ユーロ2020の覇者イタリア代表、そしてアルバニア代表が名を連ねており、大会前からグループBは「死の組」と呼ばれていた。このグループをスペインは全勝で突破したが、決勝トーナメントもまた、難敵ぞろいだった。 ラウンド16はFIFAランキング74位のジョージア代表だったが、以降はドイツ代表、フランス代表と続き、ファイナルでイングランドと相対する。『マルカ』は、ワールドカップチャンピオンと同じ大会で4回(イタリア、ドイツ、フランス、イングランド)も対戦することに対し、「これは間違いなく史上最もタフなEUROだろう」と見解を示した。 大会史上初のユーロ4度目の制覇に向け、スペインは明日の決戦に挑む。いばらの道の最後に、ラ・ロハは栄光を掴み取ることができるだろうか。
フットボールチャンネル編集部