来秋朝ドラ「ばけばけ」ヒロイン夫婦役2人、舞台の島根県松江市へ 高石「演じるのが楽しみ」 小泉八雲旧居で会見
2025年秋に放送予定のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」に主演する高石あかりさん(21)と夫役のトミー・バストウさん(33)が28日、ドラマの舞台となる松江市を初めて訪れた。役柄のモデルの小泉セツと、文豪・ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)夫妻ゆかりの地をめぐった高石さんは「セツから見た八雲のイメージが膨らんだ。2人をもっと好きになりたい」と意気込んだ。 【動画・写真】来秋朝ドラ「ばけばけ」ヒロイン夫婦役2人、舞台の島根県松江市へ
「ばけばけ」は、高石さんが演じる没落士族の娘・松野トキが、世界を転々とした後に来日した、バストウさん演じるヘブンと心を通わせるさまを描く。 役作りに役立てようと松江を訪れた高石さんとバストウさんは、八雲ゆかりの旅館・大橋館や小泉八雲記念館などを巡り、明治期の暮らしぶりに触れた。 セツとハーンが暮らした同市北堀町の国史跡・小泉八雲旧居で記者会見した高石さんは「松江は街並みに昔の雰囲気が残っている。ここで2人が生活していたのかと感慨深かった。演じるのが楽しみだ」と振り返った。バストウさんは「八雲の世界に踏み込んで、演じる責任感が高まった」と話した。