【山形】高速道路「予防的通行止め」も 大雪に警戒を
YTS山形テレビ
県内は今シーズン最強とも言われる強い寒気の影響で、広い範囲で大雪となっています。 あす(1月10日)にかけて大雪が続く見込みで警戒が必要です。 県内は冬型の気圧配置が強まっていて、広い範囲で大雪となり、各地で積雪が増加しています。 山形地方気象台によりますと、午後5時現在の積雪は、大蔵村肘折186センチ、西川町大井沢168センチ、小国110センチなどとなっています。 けさの鶴岡市内、除雪作業に追われる市民の姿が見られました。 【インタビュー】「びっくりしました、朝起きて。お正月明けに良い運動かなと。勘弁してほしいですね。」 交通機関にも影響が出ています。 空の便では、庄内空港と羽田空港を結ぶ午後の便すべてが欠航し、あすの庄内発の羽田便の一部も欠航が決まっています。 また高速道路では大雪による交通障害を防ぐための措置「予防的通行止め」が実施されています。 対象区間は、山形自動車道「湯殿山ICから庄内あさひIC」の上下線で、先ほど午後5時から通行止めの規制がとられています。終了時刻は未定です。 並行する国道112号については今のところ規制の予定はないということです。 県内は、あすも強い冬型の気圧配置で、上空に強い寒気が流れ込む見込みです。 あす午後6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多いところで山沿い70センチ、平地で50センチとなっています。 気象台では、あす明け方にかけて大雪による交通障害などに警戒し、あす夜遅くにかけては大雪に注意・警戒するよう呼びかけています。