ヨシオが病気で死す 11歳 福島競馬場で誘導馬として活躍 元阪神・糸井嘉男氏との対面でも話題に
福島競馬場で誘導馬として活躍していたヨシオが、病気のために11日に死んだことが明らかになった。同競馬場が16日、公式LINEで発表した。11歳だった。 同馬は父ヨハネスブルグ、母フローラルホーム(母父ケイムホーム)の鹿毛。15年7月に函館でデビュー(8着)し、11戦目に初勝利を飾ると、20年にジャニュアリーSでオープン初勝利。同年ジャパンC(15着)からチャンピオンズC(16着)の連闘にチャレンジするなど、9歳まで現役を続けた。 21年には、京都競馬場プレゼンツ「アイドルホースオーディション」で1位に輝くなど人気を集めた。22年4月の京葉S(9着)を最後に引退し、同年秋から福島競馬場で乗馬に。同じ名前で、阪神タイガースなどに所属した元プロ野球選手・糸井嘉男氏と対面を果たしたのも話題となった。 福島競馬場では同馬を悼み、土日の場外発売時にターフィーショップ内誘導馬展示コーナーに26日まで献花台と記帳台を設置。馬頭観音にたてがみ、蹄鉄を納める。