キュウリの生産量は県内トップクラス 海陽町でキュウリの収穫はじまる【徳島】
JRT四国放送
キュウリの生産量が徳島県内トップクラスの海陽町では、冬から春にかけて促成栽培されるキュウリの収穫が始まっています。 徳島県海陽町では、冬でも温暖で日照時間の長い気候を活かして、30戸の農家がビニールハウスでキュウリを栽培しています。 徳島県や海陽町などが開講した「海部きゅうり塾」の一期生・戎田耕次さんの約17アールのビニールハウスでも、昔ながらの土耕栽培されたキュウリが大きな実をつけ、11月上旬から収穫が始まっています。 温度27度・湿度75%と、夏以上の蒸し暑さのハウスの中、戎田さんはキュウリに傷がつかないよう丁寧に収穫していました。 (キュウリ農家 戎田耕次さん) 「12月に入って天気が安定しているので、おいしいキュウリができていると思う」 収穫されたキュウリは集荷場で大きさごとに選別され、全て京阪神市場に出荷されます。 「JA徳島県海陽」によりますと、2023年並みの約1000トンの出荷を見込んでいて、出荷は2025年6月まで続きます。