100円ショップでついつい買ってしまうので、家計簿の「日用品費」が毎月5000円を超えています。私は買い過ぎなのでしょうか?
100円ショップは便利な製品が多くそろうので、ついつい買いすぎてしまう方も多いのではないでしょうか。なかには、あれもこれも買ってしまい、気づけば家計簿の「日用品費」が5000円を超えてしまう方も見られます。 果たして、これは買い過ぎなのでしょうか? そこで本記事では、一般的な「日用品費」と比べて、5000円の支出がどれくらいなのか検証してみたいと思います。
日用品費の平均額はどのくらい?
日用品費の平均額は、家族構成によって大きく異なります。総務省の「家計調査」によると、単身世帯と二人以上の世帯で家具・家事用品の1ヶ月あたりの支出平均額は以下のとおりです。 ・単身世帯:5760円 ・二人以上の世帯:1万2190円 これらの金額を見ると、月5000円という金額は必ずしも買い過ぎとは言い切れません。ただし、これはあくまでも平均であり、実際の支出額はご自身のライフスタイルや家族構成によって異なります。 例えば、一人暮らしで外食が多い場合は、日用品費よりも食費の支出額が高くなるでしょう。また子どもがいる場合は、教育費や保育費などの支出額も増えます。そのため、家計簿をつけて自分の日用品費が平均額と比べてどうなのかを確認することが大切です。
100円ショップを利用する人の割合は
本項では、100円ショップに関するアンケート調査データをご紹介します。株式会社アスマーク(東京都渋谷区)による、「100円ショップに関するアンケート調査」(調査期間:2017年10月、調査対象:全国在住の20~59歳男女200名)の結果は以下のとおりです。 ●認知度 100円ショップの認知度は非常に高く、98.0%の人が「知っている」と回答しています。また、認知率は男性よりも女性のほうが2ポイントほど高い結果となっています。 ●利用経験 100円ショップの利用経験は、認知者の96.0%が「ある」と回答しています。利用率は、男性よりも女性のほうが6ポイントほど高い結果となっています。 ●利用頻度 利用者全体で、「週に1回程度」が最も多く、週に1回以上の利用者は44.8%です。 ●平均購入金額 100円ショップの購入平均額は、全体で708.46円です。 ●利用意向 利用意向は非常に高く、81%が「利用したいと思う」と回答しています。 これらのデータから、100円ショップは広く認知されており、多くの人々に利用されていることが分かります。