海水温が高く“ホタテ大量死”懸念の陸奥湾で「養殖ホタテの生育調査」はじまる 稚貝「へい死率」は約3割にとどまる
2023年に続き、海水温が高かった青森県の陸奥湾で、「養殖ホタテ」の生育調査が5日から始まりました。 【写真を見る】海水温が高く“ホタテ大量死”懸念の陸奥湾で「養殖ホタテの生育調査」はじまる 稚貝「へい死率」は約3割にとどまる 調査は、陸奥湾の漁協などを対象に県が5日~8日まで実施する予定です。 このうち、青森市の後潟漁協では、沖合い約3km、水深35mから引きあげたホタテの生育状況を調べました。 湾内は、2023年に続き2024年も水温が高かったため、ホタテが大量に死んでいることが懸念されましたが、へい死率は養殖1年目の稚貝で29%、養殖2年目の新貝で21%でした。 後潟漁協 山口隆治 組合長 「水揚げは去年よりはいいかな。いまのところ(水揚げは)6~7割は確保できるかな」 2023年の稚貝のへい死率は52.5%だったため、県や関係団体が水揚げ量の回復に向け、様々な対策に取り組んでいます。
青森テレビ
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