古書店で“バカの壁の壁”を建設中! 大ベストセラー作品をモチーフ
■成長を続ける“バカの壁の壁” 「400万部以上を発行したベストセラー小説が、古本として233冊も同じ場所に集まっている状況に面白さを感じています」と鈴村氏。当初は店の目玉として始めた“バカの壁の壁”だが、冊数を増やしていくにつれて、観る人を巻き込む“現代アート”として変化している。 twitterでは“バカの壁の壁”に関するつぶやきが5000リツイートを超えるなど、全国各地から多様なコメントが寄せられている。「単に見た目のインパクトだけで完結するのではなく、“バカの壁の壁”が存在することで何かを考えるきっかけになれば嬉しいですね」。現在は月に20冊程度のペースで、『バカの壁』が「BiblioMania」に持ち寄られ、“壁”を形成している。鈴村氏は店が存続する限り、『バカの壁』の収集を続けていくそうだ。