大阪湾に現れたクジラ 吉村知事「潮を吹いているので生きているが…非常に厳しい状態」
大阪湾に現れたクジラ、吉村知事は「厳しい状況になっている」としています。 MBSのカメラが2日午後2時前、堺市付近で捉えたクジラ。時折潮を吹く様子が確認できますが、力なく浮かんでいるようにも見えます。 大阪府によりますとこのクジラは先週、大和川の河口近くで見つかった全長およそ12メートル、体重およそ20トンほどのマッコウクジラのオスと同じ個体とみられています。 クジラの状態について、大阪府の吉村知事は次の通り話しました。 (大阪府 吉村洋文知事) 「潮を吹いているのでまだ当然生きているわけですけれども、ずっと止まっているという状態なので。非常に厳しい状態だというふうに認識をしています」 クジラは力が強いため船で沖合に連れていくことも難しいことなどから府は「状況の確認を続けるしかない」としています。