全日本プロレスを退団した石川修司がEvolutionのゼネラルマネージャー就任!選手としても参戦決定し「“探し”の闘いもしてみたい」
1日、都内某所にてEvolutionが記者会見を実施。同団体のプロデューサーを務めていた石川修司が新たにゼネラルマネージャー(GM)に就任したことが発表された。 昨年3月に生え抜き選手3名とともに旗揚げしたEvolution(通称:Evo女)。全日本プロレスとは資本的な繋がりはないものの業務提携はしており、諏訪魔&石川修司がプロデューサー&コーチを務めて女子選手を育成してきた。 みっちりと基礎を固めてからデビューしたZONES(ぞねす)、Chi Chi(ちーちー)は全女時代から生きるベテランたちからも高い評価を受けており、デビュー1年目にして他団体に引っ張りだこ。Chi Chiは数多の強豪を下して夏すみれから“Yシャツクイーン”の座を禅譲され、ZONESはセンダイガールズ主催の新人トーナメント『じゃじゃ馬トーナメント』で優勝を果たすなど新興団体にも関わらず女子プロレス界で確かな存在感を発揮している。 昨年10月にサニーが先天性の脊柱管狭窄症が発覚し引退したことで所属選手が2人になってしまったEvo女だったが、今年1月大会で第4の生え抜き・ソイがデビュー。 ソイはデビュー後には「お師匠の諏訪魔さんと石川さんの間に生まれたバケモノの子になりたい!」と号泣しながら熱い想いを叫んでおり、“王道”の魂はEvolutionの新人にまで浸透している様子だ。 しかし、石川は今年1月31日を以て全日本プロレスを退団しフリーランスに。 この日は、Evo女の創設から参画し魅力的な4選手を育て上げてきた石川が今後Evo女とどのように関わっていくのかについての記者会見が行われた。 今会見では、石川が新たにEvo女のゼネラルマネージャー(GM)就任することが発表。 選手としてはフリーランスで活動していくものの、Evo女では他団体の折衝などを含めたプロレス界との渉外を担当するなど重要人物として残留する形となる。 石川は「全日本プロレス退団を決意して、今後Evolutionとの付き合い方を中西社長と何度かご相談しているときに今回のお話をいただきました。本当は統括責任者という意味だと思うんですけど、この団体を大きくするためにもなんでもやって、この団体を一歩でも二歩でも大きくしていきたいと思っています。今後2月以降のEvolutionの大会では自分も試合をしたいなと思っております。指導とかもしていくんですけど、試合の方もさせていただきたいと思っています」と挨拶。 あくまで女子の試合をメインにしていくことを念頭に置きつつ、「ちょっと全日本の選手とは中々この舞台で僕は組んだり闘ったりは出来ないとは思うんですけど、男子レスラーでも面白いやつがいたらレギュラーで闘ってほしいなという思いも出てくるかもしれないんで、そういう“探し”の闘いもしてみたいなと思っています」と男子戦線の拡大も視野に。ミクスドマッチが盛んに行われている団体で生まれ育った石川ならではの新路線を提示した。 なお、石川と同日に全日本プロレスを退団したブラックめんそーれはレフェリー&選手としてEvolutionに継続参戦することとなった。 また、Evo女では新人を募集するにあたり地方からの練習生受け入れ体制が整っていなかったことを改善し、2月1日より選手のためのシェアドアパートメントを用意。 家具付きの住居(水回り等は共有の個室)を完備し、身の回りのものだけ持ってくれば練習生として受け入れられる環境を用意。改めて新人を大募集した。
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