<終りに見た街>山田太一さんの名作に吉田羊、堤真一、神木隆之介ら出演
故・山田太一さんの名作を、主演に大泉洋さん、脚本に宮藤官九郎さんを迎えてドラマ化する「テレビ朝日開局65周年記念作品ドラマプレミアム『終りに見た街』」に吉田羊さん、堤真一さん、神木隆之介さん、奥智哉さん、當真あみさんらが出演することが明らかになった。 【写真特集】大泉洋「日本中を敵に回した」 ヒール役「自分にとって新しかった」
「終りに見た街」は、山田さんが戦争体験者の一人として、厳しい体験を次世代に伝えることをテーマに執筆した小説。突然、戦時下の昭和19年(1944年)にタイムスリップした現代の家族の物語で、テレビ朝日ではこれまで山田さんの脚本で、1982年と2005年に2度ドラマ化されている。1982年版は故・細川俊之さん、2005年版は中井貴一さんが主演を務めた。
吉田さんが演じるのは、太一(大泉さん)の妻で戦時下でも家族を懸命に支えるしっかり者の田宮ひかり。堤さんは、太一たち一家と時同じくして過去の世界に迷い込んだ太一の父の戦友の甥・小島敏夫を演じる。
奥さんは、敏夫の息子で、と一緒にタイムスリップした小島新也役、當真さんは思春期真っただ中の太一とひかりの娘・田宮信子役を務める。
さらに太一とひかりの息子・田宮稔を子役の今泉雄土哉さん、太一の母親・田宮清子を三田佳子さん、現代において太一が仕事でお世話になっているプロデューサー・寺本真臣を勝地涼さんが演じるほか、ひかりのパート先であるドッグウェア専門店のオーナー・五十嵐役に神木さん。太一が脚本を手掛けたドラマ「刑事七、八人」の出演者である先輩俳優役で田辺誠一さん、後輩俳優役で塚本高史さんの出演も発表された。
「テレビ朝日開局65周年記念作品ドラマプレミアム『終りに見た街』」9月21日午後9時から放送される。