【年末調整】やばい……生命保険の控除証明書出し忘れてた……。年明けに会社に言えば大丈夫ですよね?
会社には何もいわずに確定申告がベストかも
年末調整の再計算は会社に迷惑をかける可能性が高いです。さらに再計算を行うか否かは会社の判断になるので、断られる可能性も覚悟しておく必要があります。給与計算の担当者に嫌な顔をされたうえで、さらに断られたとなると……自己責任とはいえ、さすがに気分が悪いですよね。 であれば、もう会社を通さずに自分で確定申告した方が一石二鳥なのではないでしょうか。控除証明書を1つ追加するくらいの確定申告であれば、決して難しいものではありませんし、今はスマホで電子申告も可能になっているからです。 ■3年前の控除証明書が出てきた場合 発見したのが、なんと3年も前の控除証明書だった場合はどうなるのでしょうか。もちろん年末調整では無理なのですが、確定申告で解決するので安心してください。還付申告は対象年から5年間行うことができるので、3年前であれば間に合います。すぐに確定申告をして還付を受けましょう。 ちなみにですが、還付申告は義務ではありません。「控除証明書分くらい余分に税金を払っても気にならない。確定申告の方が面倒」という人はしなくても問題ありません。
まとめ
会社員は確定申告になじみのない人が多いので、年末調整で控除証明書を出し忘れたとなれば、「取りあえず会社に相談」と考えてしまうかもしれません。ただ、所得税には確定申告という万人への受け皿があることを知っておきましょう。年末調整の再計算であれば、確定申告で対応することができます。 出典 国税庁 令和4年分 年末調整のしかた 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部