富山の新たなシンボルに 県サッカー協建設特別委、基本コンセプト決定
富山県サッカー協会のサッカースタジアム建設特別委員会は8日、県民会館で第7回会合を開き、スタジアムの基本コンセプトとして▽富山の新たなシンボル▽関係人口の増加▽持続可能なまちづくりの拠点-の三つの柱を決めた。今後、これらの柱を踏まえて建設計画の詳細を検討する。12月までに、建設地の候補や設備などの方向性を固める。 スタジアムは、幅広い世代が利用できる多機能複合型で、競技時だけでなく日常的に訪れてもらえる施設を目指す。この他、VIPルームといったビジネス機会を創出できる設備を設けたり、車に頼らない観戦文化を生み出したりすることなども決めた。設備・運営方法は今後検討する。 8日の会合はオンラインを含めて委員11人が出席した。基本コンセプトは県民と意見交換するワークショップで示す。ワークショップは10日に富山大五福キャンパス、12日に富山市の岩瀬カナル会館、20日に砺波市の県西部体育センターでそれぞれ行う。
次回の会合は9月9日に開く。