受験シーズンが本格化します。岡山県警は、受験生を狙った痴漢の被害から守りたいと、JR岡山駅で痴漢撲滅を呼びかける啓発活動を行いました。 【写真を見る】「受験生を痴漢の被害から守ろう」岡山県警がJR岡山駅で啓発活動　スマホで助けを求めるヘルプカードで備えを 「痴漢撲滅にご協力ください」 岡山県警の職員らが痴漢撲滅を呼びかけるチラシを配っていきました。近年、受験シーズンにSNS上に「受験生は試験当日、痴漢行為にあっても会場に急ぐので通報しない」といった不適切な書き込みが増えているといいます。岡山県警は受験生を守りたいとこの時期に初めて啓発活動を行いました。 （岡山県警察本部生活安全捜査課　橋本敏志指導官） 「不安な気持ちであったり、ためらいもあると思いますが、勇気を出して声をあげたり、声があげづらい場合は、携帯電話にヘルプメッセージを表示させたりして、周りに助けを求めてください」 岡山県警は、被害に遭った際にスマホで助けを求めるメッセージが表示されるヘルプカードを県警のHPからダウンロードできるようにしていて、日ごろから備えておいてほしいと呼びかけています。