日本ハム五十幡亮汰（2024年撮影）

　日本ハム五十幡亮汰外野手（26）が5日、北海道・北広島にある球団事務所で、今季年俸1500万円から「まあまあアップしました」と増額提示を受け、サインした。4年目の今季は94試合、打率1割6分1厘、0本塁打、3打点、自己最多の18盗塁。俊足が買われ、侍ジャパンに初選出され、11月のプレミア12に出場した。「国際試合、短期決戦。データが少ない相手との試合で緊張感、プレッシャーもある中、気持ちの持ち方など、いい経験をさせていただきました」と手応えを口にした。 【一覧】気になる選手年俸は？　契約更改一覧 　新たな可能性が見えた1年。「ケガなくできたことも評価してもらえましたし。代走メインではありましたけど、チームの勝敗にかかわるところで仕事をしてくれたと評価してもらいました」と感謝した。クライマックスシリーズも経験。「入団して一番の盛り上がりと歓声。これを超える歓声を聞けるように、来季こそはというのはあります」と振り返った。 　昇給分は「みんな面白いこと言っているんで…なんかあるかなと思ったんですけど、出てこなかったんですよね。どうしましょう。ポケモンカード好きなんですけど、買う量が落ち着いてきたので…どうしようかなあ。ポケモンカード買います…」とひねり出した。 　来季はさらに高みを目指す。「自分の役割、自分の価値があると思うが、レギュラーを勝ち取りたい。オフの取り組みとして、食とトレーニングで体を鍛え上げられたら」。球界屈指の韋駄天（いだてん）が、速さに強さを加えていく。