怒鳴り散らしていた指揮官もニンマリ? 2戦連発のバーミンガム横山歩夢を地元メディアが最高評価「ブルーズで最も危険な選手だった」
2-1勝利で8強進出
21歳のストライカーが躍動した。 イングランド3部のバーミンガムは現地1月14日、EFLトロフィーのラウンド16でスウィンドン・タウンと対戦。2-1で勝利し、準々決勝に駒を進めた。 【動画】2戦連発! 横山歩夢の先制ゴール この試合に先発した横山歩夢は、スコアレスで迎えた49分に先制点を奪う。敵陣で相手のパスをカットしたメイ・アルフィエのラストパスをボックス内で受けると、左足で冷静に沈めた。 チームはその後、76分に追いつかれるも、89分に相手のオウンゴールで勝ち越し、2-1で競り勝った。 11日のFAカップ3回戦(リンコルン・シティ戦/2-1)でも1得点の横山は、これで2戦連発。地元メディア『Birmingham Live』の採点記事でチーム最高の「8点」を付与され、寸評では「EFLトロフィーで3ゴール目を決め、この大会でブルーズのトップスコアラーとなった」と記された。 また同メディアは別の記事で「ブルーズで最も危険な選手だった」と横山を称賛。そのパフォーマンスを振り返る。 「今シーズン、デイビス監督がフラストレーションから横山に向かって怒鳴り散らす場面は何度か見られたが、火曜日は日本人選手の奮闘を称賛する以外ほとんど何もしなかった。 横山はウイングでのプレーに多様性があり、時には外側を疾走し、時には後ろに下がって得意な右足でインスイングをしたり、テイクオンしていない時にはチームメイトにシンプルなパスを出したりしていた」 チームではまだ確固たる地位を築けていないが、カップ戦で上々のアピールができたようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部