【プレイバック’04】超人気新人女子アナ・中野美奈子が若手イケメン俳優宅に〝通い妻〟していた日々
10年前、20年前、30年前に『FRIDAY』は何を報じていたのか。当時話題になったトピックをいまふたたび振り返る【プレイバック・フライデー】。今回は20年前の’04年3月5日号掲載の「中野美奈子アナ♡伊藤英明『〝通い妻〟熱愛』一部始終」をお届けする。 【特別公開】すごい…FRIDAY史上最も美しいと言われた中野美奈子と伊藤英明のツーショット ’04年当時、『めざましテレビ』の中のコーナー『元気のミナもと』を担当していた中野美奈子アナ(当時24)。「ナカミー」の愛称で呼ばれた彼女はフジテレビ入社2年目にもかかわらず、女子アナ界最強のアイドルアナと言われていた。そんな彼女に初めて発覚した熱愛のお相手は、イケメン俳優だった──。 ◆街頭に照らされた幸せいっぱいの笑顔 ’04年に本誌が報じた記事を振り返ろう。 《東京・世田谷区にある瀟洒なマンショ ン。その前に停まったタクシーからナカミーが降りたったのは、2月上旬、金曜の午後4時過ぎのことだった。黒のコートに真っ赤なマフラー、紺のチェックのプリーツミニスカート、という〝勝負服”〟を思わせる気合の入った格好の彼女は、いそいそとした足取りでエントランスへと姿を消した。 約5時間後、ナカミーがスラリとした 長身の男性とともに、再び姿を現した。カレの後ろに続く彼女は、まるで従順な新妻のようだ。二人は道路を駆け足で横切ると、肩を並べ微笑み合う。街灯に照らされ浮かぶその表情は、幸せいっぱいで、映画のワンシーンみたいだ。携帯電話をかけているニット帽のカレは俳優の伊藤英明(当時28)。実はこのマンション、ナカミーの自宅ではなく、カレの自宅だったのである。見るからに仲睦まじげな様子の二人は、来合わせたタクシーに合図を送ると、肩を寄せ合うようにして乗り込み、出かけていった。》 中野はフジテレビに内定した直後から、ネットで人気が沸騰していたというほどの人気だった。当時のフジテレビには「ウッチー」こと内田恭子アナ(当時28)、「アヤパン」こと高島彩アナ(当時25)など人気女子アナがひしめいていた。だが2人ともそれぞれ前年までに熱愛が発覚しており、中野は貴重な〝スキャンダル処女〟だった。 一方、伊藤は当時頭角を現してきていた若手俳優。この3年前、本誌が女優の水野美紀との熱愛を報じた直後に、マジックマッシュルームを食べて幻覚症状で入院騒ぎを起こし、俳優生命が危ぶまれたこともあった。だが、その後は大河ドラマ『利家とまつ』やドラマ『白い巨塔』(フジテレビ系)に出演、この年の夏にはのちに代表作となる映画『海猿』の公開も控えていた。 さて、外出した二人は夜の11時半すぎに男性の友人を1人伴って帰宅。この友人は翌日の午前中に1人で帰っていったが、伊藤と中野は夕方4時まで姿を現さなかったのだった。 記事の中で伊藤の知人は「すでに二人は公認の仲」だとして、次のように証言していた。 《「もともと彼女の大ファンだった伊藤が、知り合いの女子アナに頼んで紹介してもらったのがキッカケのようです。昨年の暮れ、伊藤の出ている番組の打ち上げに、 突然彼女を連れてきたんです。とても仲良さそうにジャレ合っていました。その頃から二人で飲んでいる姿がよく目撃されるようになりましたね。いまでは『白い巨塔』のメンバーと食事をするときに、 彼女が一緒のこともあります。伊藤のほうが、彼女が可愛くて可愛くて仕方がないって感じかな」》 だが、中野のほうの熱の上げっぷりも負けてはいなかった。本誌は1月下旬の週末にも彼女が伊藤のマンションを訪れて翌日午前中に眠そうなスッピン顔で帰宅する姿や、平日の午前3時ごろに『めざまし』出演のためにあたふたと〝出勤〟していく姿も目撃していた。まさに寝る時間も惜しんでの〝通い愛〟だったのだ──。 当時の状況は以上だ。これほどまでにアツく盛り上がった二人だったが、1年ほどで破局してしまったようだ。破局後、傷心の中野は一時期フジテレビを辞めることも考えたという。 中野が後に雑誌のインタビューで語った内容によれば、入社した頃の中野は自分に自信が持てず《地獄の日々》だったという。周囲からウッチーやアヤパンらとライバル視されたことから、かなりストレスを抱えた日々だったようだ。 そんな日々の中で伊藤と過ごす時間は、彼女にとって拠り所となっていたのかもしれない。
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