旬のトマトがなくてもおいしい!トマトソースでつくるBLTサンドの簡単レシピ
春がやってきました。暖かくなり春の花があちこちに咲きはじめましたが、おいしい完熟トマトの旬はまだ少し先ですね。 旬のトマトがなくてもおいしい!トマトソースでつくるBLTサンドの簡単レシピ とはいえ、穏やかな陽気やアウトドアに適した季節の到来を感じると、私はBLT(ベーコン、レタス、トマトを挟んだサンドイッチ)がつくりたくなります。 BLTの材料はスーパーでいつでも手に入りますが、私としてはできるだけ味わい深くて水っぽくないBLTをつくれたらと思っています。 トマトが旬になる6月までは待っていられないので、トマトではなくトマトソースを使ったBLTのつくり方を紹介します。
濃厚で塩味の効いた味わいのあるBLTをつくるポイント
この場合、サンドイッチに冷たいパスタソースをかけて終わり、というわけではありません。もうちょっと工夫します。ケチャップのような風味でなく、しっかりとしたトマトの風味を出すにはもう少しコツがあるのです。 以下に紹介するレシピを使えば、濃厚で塩味の効いた味わいのあるBLTになりますよ。 まずは、パンをトマト風味でコーティングするところから。缶詰の味が薄いトマトソースと、瓶詰めの超濃厚なパスタソースを試してみたところ、薄味のソースはパンに深く染み込みすぎましたが、それ自体は問題ありません。 ただ、私の場合は、味が濃厚なソースの方が好みだとわかりました。そこで、「瓶詰めのソース」っぽさを消すために、トマトソースを塗ったパンを余ったベーコンの脂で焼くことにしました(トーストするよりおいしくなりますから)。 このBLTは実においしいです。トマトソースを塗った面をベーコンの脂で焼くと、トマトソースにほのかな焦げ目がつき、味がしっかりしてきて優しい甘みが出てきます。 新鮮なトマトの酸味が足りないと感じたら、サンドイッチの形にする前にレモン汁をソースに絞りましょう。 おいしいBLTにする最大の秘訣は(これはどのBLTにも言えることですが)、チャバタやソフトライ麦のスライスなど、ある程度しっかりしたスポンジ状のパンを選ぶことです。 私は一般的なソフト小麦の食パンを使って満足のいく結果になりましたが、トマトソースを塗った面がかなりベチャベチャになってしまいました (公平を期すために言うと、これは瓶詰のトマトソースでなくフレッシュなトマトでBLTをつくっても起こることです)。