高市早苗氏 ロシア軍機の領空侵犯は自身の発言が「多少は影響したのかも」と持論 国防力強化の必要性を強くアピール
自民党総裁選に出馬している高市早苗経済安全保障担当相が23日、自身のX(旧ツイッター)を更新。同日午後、ロシア軍機が日本の領海上空を侵犯したことに言及し、自身の発言が「多少は影響したのかも」との見解を示した。 高市氏はXで「本日の午後、ロシアのIL-38哨戒機1機が、3度にわたって北海道礼文島北方の領海上空を侵犯しました」などと投稿。続けて「自民党総裁選の討論の中で、複数の候補者とともに、過日の中国軍の行為への対処が緩すぎて『日本がナメられている』旨の発信をしたことも、多少は影響したのかもしれません」と持論を展開した。 その上で「中国、ロシア、北朝鮮が、外交・軍事・経済面で協力関係を深めている中、日本の国防力強化の必要性は論をまちません」と、従前の主張を改めて繰り返した。高市氏は27日に投開票が行われる自民党総裁選に出馬している。