『魁!!男塾』『ウイングマン』…現代版リメイク版で再会したい! ジャンプ黄金期を支えた名作3選 40周年の今でも脚光
週刊少年ジャンプ(集英社)のレジェンド作品である『キン肉マン』(作:ゆでたまご)と『北斗の拳』(原作:武論尊、漫画:原哲夫)が、2023年にアニメ放送開始40周年を迎えた記念として、新作アニメの制作が発表されました。しかしアニメ化や漫画の連載開始から40周年を迎える人気のジャンプ作品は、上記の作品だけではありません。 【写真】「切ない最終回を描いて…」アニメのリメイクを求める声が多い『夢戦士ウイングマン』
魁!!男塾
例えば1985年に連載開始され来年で作品発表から40周年を迎える『魁!!男塾』(作:宮下あきら)は1988年に1度アニメ化、2022年には舞台化され話題になりました。過激な教育を行う私塾「男塾」を舞台に、主人公・剣桃太郎を中心とした塾生達の活躍を描いたアクション漫画です。油を注ぎ、火をかけたタライのなかに入り熱さに耐える「油風呂」や硫酸の入ったティーカップを頭に乗せ、座禅を行う「地獄禅」といった無茶な授業内容に、筆者も初めて読んだ時は度肝を抜かれたものです。 また『魁!!男塾』といえば、戦いで死んだはずのキャラクターが何事もなく生き返ったりするなど、無茶な展開でも有名です。そんな同作には「前作では描かれなかった天挑五輪大武會編をアニメ化してほしい」「男塾をリメイクして現代の若者たちに漢のなんたるかを伝えてほしい」などの声があがっていました。
夢戦士ウイングマン
その他、今年でアニメ放送40周年を迎える『夢戦士ウイングマン』は、1983年からジャンプで連載された『ウイングマン』(作:桂正和)を原作にした作品です。正義の味方に憧れる中学生・広野健太の前に、アオイと名乗る不思議な美少女が現れることで物語は始まります。アオイは悪の手から逃れて異次元よりやって来た存在で、願ったことを描き込めば現実化するというドリムノートを持っていました。健太はドリムノートの力を借りて正義を守るヒーロー「ウイングマン」に変身し、次々と現れる刺客と戦います。 アニメ版の最終回はアオイとの感動的な別れが描かれる原作とは異なり、健太がアオイに記憶を消されるという内容です。漫画版の最終回をアニメでも観たいファンからは「完全版ウイングマンがアニメ化され、本編の最終回を映像化してほしい」「ウイングマンをリメイクして切ない最終回を描いてほしい」などの声があがっています。