「ロシアの攻撃、これで3度目」 壊されても壊されても再開諦めぬハリコフの店主
ウクライナ東部ハリコフで、ロシア軍に破壊されたバーの片付けをする店主のニカ・フラッカさん。2022年2月の侵攻開始以来、攻撃を受けたのはこれで3度目だ。そのたび、店を直して営業を続けてきた。ハリコフを離れるつもりはなく、時間はかかっても店をまた修繕するつもりだという。「ここは私たちの場所で、私たちの店だから」と話した。 ロシア軍に破壊されたバーの片付けをする、ニカ・フラッカさん。被害はこれで3度目だ。 バーは、ウクライナ東部ハリコフにある。知事によると中心部の住宅3棟、オフィス2棟などが被害を受けた。 バーの店主、ニカ・フラッカさん 「(2022年2月の最初の)攻撃後、私たちは戻ってきて全部修理した。店の名前まで変えた。窓が吹き飛んだので、新しい窓を取り付けた。ところが、また1月2日に攻撃があり、窓がまた吹き飛んだ。それでも私たちは窓を覆っただけで営業を続けた。そして今日、また3度目が来た。昨日までは全て順調だったのに。これで3対0だ、3対0」 「ここは私たちの場所で、私たちの店だから、私たちはここで働き、住み続け、壊れても全部修理する。でも今は、片付けにどれだけ時間がかかるか分からない。絶対に頑張ってみせる」 (ナレーションなし)