リニア期成同盟会に静岡県・鈴木知事が初参加「リニア整備と自然環境の保全との両立に向けスピード感持って」
山梨県の長崎知事からは、リニア開業による利便性の向上や経済的なメリットが報告されました。 <山梨県 長崎幸太郎知事> 「東海道新幹線に余裕が生じることにより、静岡県の静岡空港新駅あるいは神奈川県の倉見新駅など新駅の設置、ひかり・こだまの増便などにより、東海道新幹線沿線の利便性の向上が期待できる」 会議では、早期の全線整備に向けた決議案が可決されました。 総会の後、鈴木知事らは国土交通省を訪れ、斉藤鉄夫国交大臣と面会。 ▼リニア新幹線の早期の全線整備を求める要望書と ▼静岡空港に東海道新幹線の新駅を設置することなど、インフラの整備を求めた要望書を手渡しました。その後総理官邸を訪れ、岸田総理にも要望書を手渡しました。 <静岡県 鈴木康友知事> 「東海道新幹線の利便性の向上など、沿線各地のメリット向上に向けての格別の国のご指導をいただければ」 <岸田文雄総理大臣> 「東海道新幹線の輸送余力を活用した東海エリアの利便性向上を図り、地域にもたらす経済効果の最大化、これを目指してまいります」 岸田総理は、国家プロジェクトとして静岡工区の早期着工など、全線開通を進める考えを強調しました。 <静岡県 鈴木康友知事> 「メリットの1つとして空港新駅を盛り込んでいただいた。これができれば、高速交通体系が飛躍的な発展につながりますし、リニアが開業した後のことになりますし、これからJR東海と詰めていく必要がある」
静岡放送